教育ローンは総量規制対象外です!

総量規制とは、債務者への過剰貸付を防ぐために、債務者が年収の3分の1を超える借入ができないようにした規制のことです。しかしながら、教育ローンを扱う銀行、信用金庫、国の融資などは貸金業ではないため、教育ローンは総量規制対象外となっています。

 

しかしながら、般的な銀行カードローンとは異なる点として、申し込みから融資の決定までにはそれなりに時間がかかるのです。少なくとも2週間位は考えておかなければならず、決定がなされてから活用することを決めるのでは間に合わない場合もあり得ます。

 

消費者金融の場合、金利が高いとは言え、スピード感がありますが、教育ローンは、その種のローンとは異なることをおさえておきましょう。教育ローンは低金利で借入できるものの、時間がかかるローンなのです。子供たちが進路を選択して行く時に、お金がないからあきらめてもらうということは、親にとってはつらいものです。

 

場合によっては長らく後悔することにもなり得ます。それで、卒業をすれば自分で収入を得ていくと考え、親として最後の資金援助になると考え、教育ローンを活用する家庭もあるようです。このように、ローンを考えることも一つの方法としてはあります。

 

 

他にも、学校によっては低所得者世帯、非課税世帯では授業料が免除され、勉学をしたいという意思を支える措置がとられているところもあるかもしれませんので、そのような取り決めにも通じておくことも必要でしょう。

 

借入先を1社にすることを検討してみましょう!

教育ローンは、消費者金融のように総量規制があるわけではありません。そのため現在の借入総額が年収の3分の1以上になったとしても法律による制限はありませんが、審査の実情は正確にはわかりませんが、ローンによる影響はあるともされています。

 

 

住宅ローンやマイカーローンなど大型ローンはむしろ計画性のあるローンとして扱われることとなり、審査に大きな影響を与えないと言われているようですが、カードローンの複数借入は危険と言えるでしょう。多重債務に陥る可能性があり返済が困窮する可能性があると判断されます。

 

そこで、銀行カードローン、消費者金融などからの借入が複数となっている場合には、一本化をして借入先を1社にするとよいです。なぜなら、複数借入は多重債務の恐れありとみなされてしまい、総量規制対象外の教育ローンでも審査に影響が及ぶ可能性があるからです。

 

 

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