アコムとは?
「アコム」は、現在は三菱UFJフィナンシャルグループの一員となり、カードローンとしては銀行系に分類されます。総量規制は貸金業法の規定です。それゆえ、対象はこの法律が適用されるのは消費者金融業界だけです。
銀行法が適用されている銀行のカードローンは対象外となります。では、「アコム」についてはいかがでしょうか。総量規制対象外なのでしょうか。「アコム」は三菱UFJフィナンシャルグループなので、総量規制対象外のように考えることがあるかもしれませんが、「アコム」は消費者金融のため総量規制対象外ではないのです。
そこで、住宅ローンや車のローンなどを除く、借り入れ額が年収の3分の1を超える金額を原則借り入れることはできません。ただ、「アコム」の「借換え専用ローン」に関しては、総量規制の対象外として扱われています。
これは顧客に一方的有利となる借換えということで、総量規制の対象から除外されていることから、年収の3分の1を超える金額の貸し付け可能になるのです。
借換え専用ローンはどのように申込むの?
「アコム」の借換え専用ローンの申込方法については、店頭・郵便と自動契約機の2種類があります。両者で審査内容が異なるわけではありません。しかしながら、毎月の返済額や返済期間の上限に差はあります。店頭や郵送での申込であれば、返済金額の下限が借入金額の1%以上です。
一方、自動契約機の場合は借入金額の1.5%以上となっています。返済期限の上限も店頭や郵便での申込の方が緩やかのようです。その理由は明らかにされていないようですが、ローンの性格上、契約の際には担当者と返済計画をじっくりと立てる必要があるものです。
店頭や郵送の申込の場合は、その手間をじっくりかけることができるので、ある程度自信をもって審査ができるということなのかもしれません。アコムの借換え専用ローンを利用してお得になるかどうかは、利用する人の状況によって変わります。
利用金額が多くなるほど金利が下がりますので、200万円程度またはそれ以上の借入れを希望しているなら、多少金利が下がり総返済額も下げられる可能性は十分に考えられます。アコムは、審査スピードが早く、消費者金融としての独自のノウハウを持っていますので、銀行のカードローンが否決になった人でも可決されるケースがあります。
アコムには、貸金業法に基づく借り換え専用ローンの取り扱いがあるため、借り換え・おまとめを真剣に考えている場合は検討できます。
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